ボランティア

東京オリンピックのボランティアはどうなる?【オリンピックをより楽しむ為に】

まだまだ先の事と思っていた東京オリンピックですが、着実に近づいてきました。

オリンピックのボランティアに参加される方は、研修会がスタートしエントリーした方の喜びの声が届いています。

ですが一方では、不安の声や問題点を指摘する声も聞かれます。

ボランティアの無償強制参加はいいのか、

熱中症対策は大丈夫かなど、問題点を考え、

不安を解消し東京オリンピックを成功へ導きましょう。

東京オリンピックボランティアの問題点

今回、東京オリンピックのボランティア募集で、問題といわれた理由にはいくつかあります。

大きく3つの問題点が取り上げられています。

・無償ボランティアに疑問の声(ブラックボランティア)

・強制参加を促している事

・熱中症対策が甘い

↓再募集があるかも!?オリンピックボランティアはコチラをチェック↓

東京オリンピックボランティア公式ページ

無償ボランティアに疑問の声

まず、大会ボランティア応募条件に「1日休憩、待機時間を含んで約8時間程度で10日以上の活動が基本」ということに驚きました。

社会人にとって10日間休暇を取ることは簡単なことではありません。

そのため参加したくても断念せざるを得なかった方も多いのではないでしょうか。

また、通常ボランティアと言えば、災害や貧困などで困っている人たちの手助けをするイメージをお持ちと思いますが、東京オリンピックのボランティアは違います。

オリンピックは、スポンサーがついて経済効果を前提にした利益あるイベントです。

そんな利益を含んだ、大きなお金が動くイベントにも関わらず、10日間も制約して無償では、あまりにも善意の気持ちに甘え過ぎではないかということです。

大会経費を節約するのはいいのですが、そこで浮いたお金がどこに流れていくかは不明です。

無償ということに反発の声があがったせいか、1日あたり1000円分相当のプリペードカードが支給されることになりました。

 

ボランティア活動の中には、交通費や経費などは受け取る有償ボランティアもあり、ボランティアだから無償が当然というものではありません。

強制参加に疑問の声

ボランティアは、自ら望んで自分の意志で行うものですが、東京オリンピックのボランティアはどうでしょう。

一部の大学では、文部科学省からオリンピックの日程に配慮し、オリンピック期間中の授業日程や試験スケジュールをずらしたり、休暇を入れたりするなど、考慮するよう通知があったようです。

その上、中高生ボランティア体験の募集が出されています。

教員1名の引率に生徒5名と人数の割りふりまであり、必ず出すようにとの話まであるようで、中学2年~高校3年生までで6000人の募集をしています。

校長から決定事項と言われてしまうと反対することもできません。

これでは、自発的に行うボランティアになりません。

東京オリンピックが子ども達にとって貴重な経験になることは間違いありません。

ですが、このやり方では、ボランティアを効率よく集めるために学校が使われていると言われても仕方ないのではないでしょうか。

これが教育の場でなされるのですから、ボランティアは上から強引に進められて断れない人がやるものというイメージが子供たちの中に植え付けられないか心配です。

熱中症対策は大丈夫?

マラソンと競歩が北海道に変更されたことからも分かるように、何より一番心配されているのは猛暑です。

気温、湿度ともに極めて高く、選手はもちろん観衆やボランティアなどにも命の危険があるほど気が抜けない問題です。

特に、責任感の強いボランティアは、多少無理をしても自分の仕事を優先して気が付いたら倒れて意識がない、といったことも起こりうる危険があります。

東京都は猛暑対策として、ミストや耐熱アスファルト、打ち水、降雪機で雪を降らせるなどの対策を考えています。

しかし猛暑に太刀打ちできるものはないようです。

ですから、自分の身は自分で守ってください。

競技種目によっては、室内の場合もあるでしょうが、都市ボランティアは屋外が主な活動場所になります。

各所、離れた場所で案内や誘導など行う都市ボランティアは、体調不良に気が付いてもらえない可能性もあります。

ですから、決して我慢や無理はしないでください。

交代できる余裕ある人材の確保ができているのか、近くに定期的に避難できる涼しい場所があるのかなど、事前に確認して対応策を準備しておきましょう。

・スポーツドリンクなどの塩分と水分をこまめに取る

・濡れタオルを首に巻くなど

細かな対応が効果を発揮するでしょう。

また、周りの人に熱中症患者が出る可能性もあります。

その為に、緊急時の対応も準備しておきましょう。

めまいやふらつき、頭痛、吐き気、全身のだるさ、しびれなどを訴える人がいたら、すぐ涼しい所へ連れて行き安静にして医療関係者に指示を仰いでください。

東京オリンピックでのボランティアのやりがいは?

国際オリンピック委員会(IOC)によると『オリンピックは無償ボランティアの尽力がなければ開催は不可能』といわれるほどボランティアの存在は大きいようです。

また過去の歴史では、ボランティアが重要な力を発揮し大会を支えてきた様子が各国で見られます。

東京オリンピックにとってもボランティアは大切な推進力と言えるでしょう。

それだけ期待されるボランティアですから、やるからにはいかにやりがいを見出すかが要です。

心配されることをクリアにして、是非とも全身全霊で、この貴重な機会を楽しみましょう。

そこで、いくつかやりがいを見出すコツをご紹介します。

・大きな期待はせず、小さな喜びを積み重ねましょう。

・食事、水分などはしっかり摂り体調管理は怠らないようにします。

・手荷物の盗難や置忘れなど、心配な要素は取り除くことが大切です。

・チームで協力し助け合い、喜びを共有しましょう。

・適度な休憩や交代ができように事前確認しておきましょう。

・活動期間中、継続して頑張れるように始めから頑張り過ぎないようにします。

・不満に思うことがあれば、我慢せず声に出して解決の道を探しましょう。

 

大きな組織での活動ですのでマニュアル通りにしなければならない事もあるでしょう。

しかしボランティアは、自ら考えて行動しければ満足感を得ることができません。

また、言われたことを熟すだけでは、やりがいを見いだせないどころか、無償であることに腹が立ち後悔のみが残る恐れもあります。

引き受けた以上は責任も生じます。

チームの中では、協力し合いお互いを思いやりながら行動しなければなりません。

その事を覚悟して望んでください。

すると、そこから自然とやりがいが生まれるでしょう。

素晴らしい出会いと感動、興奮があなたを包み最高の夏になるよう応援します。

まとめ

一生のうちで経験できるかできないかの貴重なイベントに

関わりたいと思っている方はたくさんいるようです。

その証拠に、ボランティアの問題が話題になったにも関わらず、約11万人の募集に24万人の応募があったのですから皆さんの関心が強いことは確かです。

ボランティアのマッチングが成立した方は、東京オリンピックを開催する側の一人として

参加できることへの期待も大きいでしょう。

是非とも、マッチング不成立だった方の分まで大いに楽しんでください。

無償だからこそ、嫌なこともトラブルも、組織委員や東京都への不満もすべて楽しみましょう。

楽しんだもの勝ちです。

そして、終了後は体験を伝えてください。

素晴らしい大会になることをお祈りします。