車の屋根をDIYで塗装する方法【初心者必見】

車の屋根の上を見る機会は少ないと思います。

特に屋外の駐車場に毎日車を止めている方は、車の屋根塗装が劣化し、色が薄くなっているかもしれません。

ひどくなると塗装が剥がれてきたりもします。

今回は、劣化した車の屋根をDIYで塗装する方法をご紹介していきます。

塗装が劣化する原因は?

車の塗装を触ってみると「白い粉のようなものが手に付いてしまった」という経験はありませんか。

塗装の成分が白い粉となって表れる状態を「チョーキング現象」と言います。

「紫外線」が主な原因で、塗装が劣化している証拠です。

そのような車は、紫外線の影響をボディの深部にまで受けています。

塗装に白い粉が付くまで劣化してしまうと、元の光沢ある状態にまで戻すのはかなり大変です。

しかし諦める必要はありません。

素人でも光沢ある塗装にする方法をご紹介します。

車の屋根の塗装方法

 

「準備するもの」

・耐水サンドペーパー600番・800番・1000番

(車の屋根全部を塗装する場合1枚では足りないので、それぞれ数枚用意しておきましょう)

・コンパウンド細目

・マスキングテープ

・シリコンオフ

・プラサフ

・ぼかし剤

・クリア

・カラーペイント(自分の車のカラーに合った色を選びます)

準備するものは仕上がりの度合いによっても変わってきますが、今回はDIY塗装したと思われない仕上がりにしていきたいと思います。

 

車の屋根の塗装方法

1 下地の準備(古い塗装を研磨)

まず、塗装をする上で一番大事な部分は下地の準備です。

いくらカラーを塗るのが上手でも、下地がデコボコしていると全くきれいに仕上がりません。

ここで使用するサンドペーパーとは、紙やすりのことです。

今回使うのは、水に漬けながら研磨することができる「耐水サンドペーパー」を使います。

耐水サンドペーパーは、番手と呼ばれる番号の数字が小さいと目が粗く、数字が大きいと目が細かくなっています。

まずは塗装する部分を耐水サンドペーパーで研磨し、表面を滑らかにする作業から入ります。

一番初めは600番の目の粗いサンドペーパーを使い、塗装を研磨します。

600番で研磨が終われば、800番に変え再度研磨していきます。

均一になるように注意しながら行いましょう。

ムラが出来てしまうときれいに塗装できなくなってしまいます。


2 下地の準備(プラサフを吹き付ける)

耐水サンドペーパーでの下地作りが終われば、シリコンオフで脱脂をしてプラサフを吹き付けます。

プラサフとは「プライマーサフェーサー」の略で下塗りや中塗りの塗料。

プライマーとサフェーサーを混ぜ合わせています。

プラサフをカラー塗装の下に吹き付けることで、ボディとカラー塗装の密着性を高める効果や、プラサフを吹くことにより細かなデコボコを滑らかにする役目もあります。

これをしないとデコボコが目立つ塗装になってしまうので、必ず行いましょう。

プラサフを吹く際は、1度だけでは無く数回に分けて行います。

方法としては複数回に分け薄く塗り、分厚くしていくというイメージです。

1度吹き付けた後は15分ほど乾かし、そのあとにまた吹き付ける。

これを3〜4回繰り返します。

白色のプラサフ


 シリコンオフ

 

3 カラー塗装をする

プラサフが終わればついにカラー塗装を行います。

カラーを吹く前に、もう一度下地を滑らかにする作業として、1000番の耐水サンドペーパーで研磨します。

その後、コンパウンドの細目でさらに研磨


手で触ってみて滑らかになったことを確認してから、もう一度シリコンオフで脱脂をします

 

脱脂をしたら、ぼかし剤を吹き乾く前にカラー塗装をしていきましょう。


カラー塗装もプラサフと同様に、薄く塗るのを数回行い厚みを出していきます。

一度に分厚く塗ってしまうと、液だれの原因になりますし、ムラが出来てしまいかなり見栄えが悪くなってしまいます。

 

ぼかし剤とは?

ぼかし剤とは、もともとのボディの色とカラー塗装の境目をぼかす役割があります。

カラー塗装をする前に吹き付けると、カラーペイントのザラザラを抑える効果もあります。

 

カラー塗装が終われば、最後にクリアーを吹き付け完了です。

クリアーはカラー塗装の上に塗ることで、ツヤ・光沢を出してくれます。


これで作業は終わりですが、これを読んでめんどくさそうだなと思った方もいらっしゃると思うので、板金屋さんとDIYでの料金比較もしておきます。

 

板金屋さんとDIYの料金比較

板金屋さんで塗装してもらうといくらなのか気になりますよね。

車の状態や、車種よってかなり差が出ますが、平均的な金額は5~8万円前後です。

軽自動車などの小さい車だと5万円前後で済みますが、ミニバンなど大きい車だとその分金額は高くなります。

それに対してDIYで行うと、1万円もあれば全て揃えるとこができます。

必要なのは1万円と根気だけです。

板金で塗装してもらえば、お金はかかりますが失敗はありません。

DIYで行えば、安く済みますが失敗する可能性もあります。

どちらを選ぶにしても、メリットとデメリットがあるという事です。

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まとめ

今回は、DIYで車の屋根を塗装する方法を簡単に説明しました。

もっと簡単にできる方法もありますし、キレイに仕上げたいならもっと手を加える方法もあります。

この記事では、キレイに塗装するうえで最低限行ってほしい作業を選びました。

簡単に塗装する方法では、いかにも素人が塗装したという雰囲気が出てしまうので、あまりおすすめはしません。

そして失敗したとしても、またやり直すこともできるのがDIYの良いところではないでしょうか。

せっかく自分で塗装するなら、キレイになった方が嬉しいですよね。

キレイな塗装を目指すなら根気がいります。

根気は無料です。

2日くらいはかかると思って作業しましょう。

自分で愛車に手を加えると、今まで以上に愛車を大切にしようと思えるのではないでしょうか。

いつまでもきれいな愛車とドライブを楽しみましょう。